消しゴムはんこで名前を彫ろう!個性的なお名前はんこを作る

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こんにちわ!消しゴムはんこクリエーターのみむらともこです。

自分のお名前消しゴムはんこを作ってみませんか?

名前のはんこを持っていると、お手紙のサイン代わりに、自分の持ち物に、手帳のしるしの代わりに、など名前が消しゴムはんこになっていると毎回自分でサインしなくても押すだけなのでとっても便利です。しかも、消しゴムはんこにしてしまえば毎回描くのとは違い、描くたびに絵の出来栄えが変わらないので楽です。

自分の名前でなくても、お子さんの持ち物に名前をサインペンではなくはんこが押されていると個性的だし、自分が作った物が押されているとうれしいですよね!それに、ほかの人との差別化がしやすいので、文字を書くよりもほかの人の持ち物と間違えにくくできます。

そこで、今回は簡単で個性的な名前の消しゴムはんこの作り方についてお伝えしていきます。

でも、文字を彫るのは難しそうでできるか心配。。。と思うかもしれませんが大丈夫!今回は簡単で自分らしい個性的な消しゴムはんこの作り方を伝授します!

今回はさわやかそうな人と一緒に見ていきますよ!

それでは始めましょう!

1.お名前消しゴムはんこをどこに使うかを考えてみよう

それでは名前を書いて作りましょう!と言われてもちょっと困りますね。消しゴムはんこで名前を作るにも、どこに使うのか目的によってつくるデザインは変わってきます。

そのため、どんな名前の消しゴムはんこを作るのか何を考えていったらいいかを見ていきましょう!

1-1.消しゴムはんこの大きさを考える

まずはどこに名前の消しゴムはんこを押したいのかをイメージしましょう。カバンの裏にワンポイント?それとも名刺の代わりにフルネームで大きく?お手紙の最後にサイン代わりに?

使う目的がイメージできたら、どれくらいの大きさがいいのか定規で長さを測ってみましょう。大体でいいです。押したいと思う場所に定規をあてて長さを測ってみると、実際に外枠がどれくらいの大きさなのかが具体的になり、はんこがデザインしやすくなります。

大きさのイメージができたら、名前の消しゴムはんこの外枠が縦×横で何センチになるのかしっかりと決めましょう。

私の場合だったら、こんな感じの大きさに決めました!

1-2.文字を決める

名前に使う文字を決めます。英語?漢字?カタカナ?ひらがな?そのほかの言語?文字と言っても色々ありますね。ノートにそれぞれの文字で名前を書いてみてください。私だったらこんな感じですね。

 

先ほど消しゴムはんこの外枠の大きさが決まったので、どの文字だったら大きさに収まる文字は何か見ていきましょう。そして文字の種類だけではなく、ハンコにする文字の数も考えていきましょう。

フルネーム?苗字だけ?ニックネーム?ファーストネーム?イニシャル?

決めた外枠の大きさを見ながら、その大きさに収まるように字の大きさのバランスを考えて文字の種類や文字数を考えていきましょう。

たくさん落書きして、文字の配置や大きさのバランス、文字の太さなど、たくさんのパターンを考えるといいですよ!文字が小さすぎて読みにくくないか確かめてください。

では、私の場合は2.5㎝×1.5㎝の消しゴムはんこなので、文字は2~3文字。ニックネーム、ファーストネーム、イニシャルの3種類を考えました。こんな感じですね!

2.お名前消しゴムはんこのデザインを作ろう

大きさも文字の種類と文字数が決まったら、あとは文字の形にしようか?どんな配置にしようかを考えていきます。字が下手だからうまくデザインできるかなぁと心配することはまったくありません!!

深く考えず、どうやってデザインしていくか見ていきましょう!

2-1.上手い下手より味

さあ、デザインしましょう!と言っても字がうまく描けないから無理かなぁ、と思う必要はありません。なぜなら、消しゴムはんこは上手か下手か、というよりも手作りの味があるかどうかが消しゴムはんこらしさを感じるからです。

きれいなフォントを印刷して作ったら確かに文字はきれいかもしれません。でもそれって味のある個性にはならずもったいないです。

下手な字であったとしても、実際に消しゴムはんこにしてみると、下手ではなく個性的で味のあるものに仕上がります!

ここでは文字を「字」と考えるよりも、サインと考えて作ってみるとよいです。子供の頃、有名人のような自分のサインをつくって遊んだことありませんか?そんな感じで楽しんでください!

自分が有名人になったつもりで自分らしいサインを考える感覚で、どんな名前の消しゴムはんこを作るか考えてみましょう!

2-2.絵を入れるか、文字だけにするか

外枠に収まるように名前のデザインを考えている中で、文字だけでは寂しいから絵も入れてみよう、というのもいいですね。私もどんな消しゴムはんこにしようかデザインしてみました!

文字だけの場合、ちょっと文字を変形させたり、文字の太さを変えたり、絵を加えてみた場合という感じです。

文字を絵の一部として考えてデザインすると、全体のビジュアルに視線が行くので字の下手さが気にならなくなります。

もし、字がうまく書けなくて、と気になる場合はちょっと形を変えてみたり視線を別に惹きつけるような絵を加えると字が気にならなくなり効果的ですよ!

2-3.白抜きにするか、文字を残すか

消しゴムはんこの場合、インクで文字を押すのか、文字を白抜きにするのか、という選択肢があります。

この場合、左は文字の周りを彫っていく方法ですね。インクをつけて押したときに文字がインクの色になります。右は文字だけをほり、周りを彫らずに残す。インクを付けたときに文字が白く浮き出てきますね。

同じデザインでも文字の周りの彫るのか、文字を彫って周りを彫らないのか、反転しただけでデザインの雰囲気が変わります。

あなたが消しゴムはんこを使いたいところは、どちらにするといいかイメージしてみてください。

3.いざ、お名前消しゴムはんこを彫ろう

デザインが決まったらいよいよ消しゴムはんこを彫っていきます。

イラストを彫るときと文字を彫るときでは何か違うの?というと変わりません。彫り方は基本と同じです。消しゴムはんこの彫り方の基本、具体的な図案に沿った彫り方の詳しくは以下で説明しておりますのでご覧ください。

消しゴムはんこの基本的な彫り方(消しゴムはんこ初心者さん必見!楽しむための4つのポイント

図案に沿った詳しい消しゴムはんこの彫り方(消しゴムはんこの彫り方|とっておきの彫り方の技を伝授

それではあなたの作ったデザインで消しゴムはんこを彫っていきましょう!

あっ、消しゴムはんこを彫る前にちびちびとお水を飲んでくださいね。これ大事です!!

3-1.用意する道具

消しゴムはんこを彫るために今回用意した道具はこちらです

・鉛筆(Bのシャーペン)

・トレーシングペーパー

・デザインカッター、カッター

・インク

 

 

 

【鉛筆】

今回は鉛筆として0.5mmのシャーペンを用意しました。濃さはB以上がおススメです。

【トレーシングペーパー】

デザインした図案を消しゴムはんこに転写するために使用します。ペーパーは薄口のほうがデザインを上からなぞりやすいのでおススメです。

【デザインカッター、カッター】

消しゴムを彫るためにデザインカッターを使用します。今回使用したデザインカッターの刃の角度は30度。自分に合ったものであれば45度の角度でも大丈夫です。

カッターの刃が欠けていないか、さびていないか、切れ味が大丈夫か事前に確認しておきましょう。

そしてカッターは外側の余分な部分を切り落とすために使います。

【インク】

消しゴムはんこの出来栄えを見るために使用します。私は黒を使用していますが、お好みで様々な色のインクを用意してもよいです。

3-2.デザインを消しゴムに転写する

作成した消しゴムはんこの図案を消しゴムに転写するには、トレーシングペーパーと鉛筆を使用します。では、実際にどうやって転写するか見ていきます。

1.デザインした図案の上にトレーシングペーパーを乗せて、トレーシングペーパーから図案をなぞります。

2.トレーシングペーパーを消しゴムの上に置きます。

トレーシングペーパーに図案を書き写すことができたら、消しゴムはんこを用意して消しゴムはんこの上にトレーシングペーパーを置きます。図案を書いた面を消しゴムはんこに接するように、図案が逆になるように置きますよ!

トレーシングペーパーを消しゴムの上に置くときは、図案の端から消しゴムの端はぎりぎりにならないように3㎜以上の余裕を取りましょう。

3.図案をごしごしこすって消しゴムに写します。

スクラッチくじのように、コインでごしごしと削り取るように、鉛筆で描いたところをごしごしとこすります。あんまり強くこするとトレーシングペーパーに穴が開いてしまうので注意!!トレーシングペーパーがずれないようにしっかりと固定して、手早くこすってください。

ごしごしとこすってトレーシングペーパーを消しゴムから離すと、消しゴムに図案が写ります。こんな感じで!

3-3.輪郭を彫る

消しゴムはんこを彫るときはまず輪郭を先に彫ります。輪郭を彫ることによって彫る全体の量が分かりやすくなります。

消しゴムはんこを彫るときは斜めに彫る!でしたね。土台の面積が大きくなるように斜めに彫りましょう。

3-4.内側を彫る

それでは主役の「名前」の文字を彫っていきます。文字を彫るのもイラストを彫るのも同じですが、難しそうに見えてしまうのでよく見ていきましょう。

まずは文字の周りを彫る場合。文字の輪郭に沿って彫っていきます。「角から角まで」です。

例えば「む」の文字だったらこんな感じで周りを彫っていきます。

イラストでも、輪郭の線を彫るのと一緒です。落ち着いてゆっくりステップを決めて彫っていきましょう。

そうすると「む」がこんな感じでできました。

次に「み」も同じように順番を決めて彫ります。「み」の彫る順番はこんな感じ!やっぱり「角から角まで」ほっていきますよ!

逆に文字だけを彫って白抜きにする場合は文字の輪郭の沿って彫るのは同じです。刃の向きが違うだけ。ただ、文字の太さによって刃の深さに気をつけましょう。白抜きにする線が細ければ細いほど刃は浅く浅く、線が太ければ刃を深く入れて彫ります。

白抜きする線が細い時は優しくなぞるように彫りましょう。

落ち着いてゆっくり彫っていきましょうね!

3-5.彫っているときの2つのポイント

消しゴムはんこを彫っているときについつい夢中になってしまったり、うまくいかないなぁと不安に思うかもしれませんが、ちょっとした自分への気遣い、消しゴムはんこの特徴を知っていれば楽しく消しゴムはんこを彫ることができます。消しゴムはんこを彫っているときのポイントを2つお伝えします。

3-5-1.休憩しながら彫りましょう

消しゴムはんこを彫っている時は、ある程度休憩しながら進めましょう。消しゴムはんこを彫る作業は目を使い、手を使い、姿勢を固定しているので体は思っている以上に疲れています。

彫り始めるときには、まず図案を見て彫る目標のポイントをいくつか作ります。例えば今回だったら、輪郭、1文字目、2文字目、文字の周り。

輪郭を彫り終わったときに体の状態を確認して次に進めそうだったら次のポイントに進む。1つのポイントが終わったときにちょっと休憩が必要だったら休みましょう。目安として30分くらいに1回休憩すると決めておきましょう。

休憩せずに一気に作業をすると目の疲れ、肩こり、首のコリ、腰の痛み、と体が自由に動かなくなります!

そのため、休憩するポイントを決めて意識的に休憩するようにしましょう。

3-5-2.図案に正確に彫ることにこだわらない

図案に沿って彫っていると、鉛筆の線に正確に彫れなくてうっかり線を彫ってしまったり、思ったより太くなってしまったり細くなってしまったり、ということがあります。

でも図案に正確である必要はありません。正確でない、ちょっとガタっとしたくらいが手作り感が出てとても味になります。

私の作ったハンコも見てみましょう

私も鉛筆で描いた図案に忠実に、正確に作ることはできていませんね。輪郭が歪んでいたり、太さが違っている。

でも消しゴムはんこが完成したら図案と比較することはありません。他人が見たとき、元の図案がどうだったかを比較して見ませんよね。だから図案との違いを探してがっかりするのはやめましょう!

慣れてくると彫っているうちに他のイメージが浮かんで元の図案から変えてしまうこともあります。だから、全く同じに作りたいのであれば機械に作ってもらった方がいい。

それに、ちょっと歪んでいたり不格好なくらいが手作り感があって温かみが感じられます。

とにかく消しゴムはんこは正確に彫ろうとすることに執着せず、彫り進めていくことを楽しみましょう!

4.お名前消しゴムはんこ作りが終わったら

お名前消しゴムはんこできましたか?お疲れさまでした。

私も今回はたくさん消しゴムはんこを作ってしまいました。作っているときは本当に楽しいのですが、作り終わると目がギンギンで、首と肩がカチコチで、腰が曲がらない。。。なんて状態になりました。地味な作業ですが本当に重労働なんです。

消しゴムはんこが完成したら、体を楽にしてリラックスしましょう。瞬きをして目を潤いを与えてあげたり、手首をぶらぶらしたり、首をぐるんと回してみたり、肩を上げ下げして、ほぐしてあげてください。

消しゴムはんこを作っているとき、集中していると呼吸が止まっています。えぇっ?!と思うかもしれませんが、集中している間は緊張状態になり呼吸がかなり浅くなっているのです。

体内が酸素不足になると疲れが取れにくくなります。そのため、作業が終わったら大きく深呼吸して酸素を体に入れてあげましょう。

疲れを翌日に残さないようにしっかりと体をほぐして体を休めてあげてください。

まとめ

自分の名前の消しゴムはんこを自分でデザインして作るなんてちょっと難しい、と思われたかもしれませんがいかがでしたか?

いきなり難しいと感じるものを作ろうとせず、文字数を減らして、彫るのが少ない簡単なデザインから始めるとよいと思います。そして、いきなりデザインを考えるのではなく、目的から大きさを考えていくことから始めていくとデザインしやすくなります。

文字は上手とか下手とかではなく、味がある文字を自分で作ってみてください。有名人になったときに色紙にサインするような感覚で!文字の太さや配置、いっぱいいっぱい落書きしていろんな案を作ってみましょう。

デザインができたらもう彫るだけ!彫り方はイラストも文字も一緒です。輪郭から内側ですよ!そして彫る目標をいくつかに分けて一つずつ目標を達成させていく感覚でいきましょう。

無理して一気に完成させようとせず、休憩することを意識してください。一つ一つの目標ができたら体の状態を確認して、必要であれば休憩しましょう。

彫っているときにちょっと失敗してもそれは失敗ではありません。ちょっとガタガタしても大丈夫。それが手作り感の味になるので、図案に忠実に彫ることに執着しないで、彫って少しずつ完成に近づいていっていることを楽しみましょう。大丈夫、落ち着いてゆっくりやりましょう!

完成したらしっかりと体を休めてあげることも忘れないでください!体は思った以上に疲れています。大きく深呼吸です。そして体をほぐして疲れを翌日に残さないようゆっくり休んでください。

せっかく自分で作るならば、誰にも真似できない自分らしい個性の光る自分のお名前消しゴムはんこを作って、自分のブランドにしてもらいたいです!

これからいろんなバリエーションで自分のお名前はんこを作ってみてくださいね!

ありがとうございました!

 

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