消しゴムはんこの作り方|超簡単な消しゴムはんこで遊ぼう!

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こんにちわ!消しゴムはんこクリエーターのみむらともこです。

消しゴムはんこって作るのが難しそう、簡単にできないかなぁ、と思っていませんか?

ズバリ消しゴムはんこを作るのは簡単です!もともと消しゴムはんこは小学生たちが手持ちの消しゴムを彫って遊んでいたことが始まりと言われているところから、手軽で簡単にできちゃう遊びなんです。

木より柔らかいので木版画よりも彫りやすいし、道具も基本は消しゴムとカッター。今すぐでも始められちゃいそうですね。

でも彫るのってちょっと難しそう?という方に、今回は簡単にできる消しゴムはんこをテーマにお伝えしていきます。

実際に簡単な消しゴムはんこを作ってかっこよく遊んでみましょう!

今回は「つくろおうとする人」と一緒に見ていきます。

それでは始めましょう!

1.消しゴムはんこの作り方|簡単な消しゴムはんこってどんなのがある?

簡単な消しゴムはんこって実際にどんな消しゴムはんこが簡単と言えるのでしょうか?

出来上がった消しゴムはんこをパッと見たときになんだかよく分からないけれど、すごい、私が作るには難しそう。。。と思ってしまうことありませんか?

でも、パッと見たときに何に難しいと感じてしまうのでしょうか?図案の緻密さ?ハンコの大きさ?

消しゴムを彫る作業を見たときにしっかりと何が難しいと感じるのかを理解できていれば、逆にこれだったら簡単!って思える消しゴムはんこもあるはず。

実際に消しゴムはんこを作るのに何が難しい、簡単という判断になるのかを見ていきましょう!

1-1.彫る作業に慣れていない

消しゴムはんこを彫ったことがない、または彫る作業に慣れていないと思っていると難しいと感じてしまうかもしれません。

誰でも経験がないことに対しては難しいって感じてしまうのは当然だと思います。

私だってやったことのないギターを目の前にしたら、簡単にできそうだ、なんてとても思えません。どうやって持ったらいいの?どうやって音を出すの?あんなに巧みに指を動かすことなんてできるの?難しい、って感じてしまいます。

でも、まずは一歩踏み出してやってみることが大切!やってみたら案外簡単にできそう、って思えるかもしれないし、やっぱり難しそう、って思うかもしれない。人それぞれ感覚は違うので、自分にとってどうなのかはやってみないと分かりません。

とにかくやってみて感覚をつかんでみる、まずはそれが簡単かどうかを冷静に判断できる第一ステップです!

1-2.消しゴムを彫る面積

消しゴムはんこを彫る、という作業は簡単に言ってしまうと白いところを彫って、黒いところを残す。ただそれだけです。それは文字であっても、細かい絵であっても、どんな図案であっても同じことです。

さらに言ってしまうと、白いところと黒いところの境界線をひたすらカッターでなぞり続けているだけです!

つまり、黒い部分が多ければ彫る作業が少なくなるし、白い部分が多ければ彫る作業が多くなる。

彫る作業が「多いか少ないか」が「難しいか簡単か」にすり替わっていることが多いです。

つまり、あまり消しゴムを彫るのに慣れていない、というのであれば、黒い面(彫らない部分)の多い図案がすぐできて簡単、と思えるし、いっぱい彫りたい!というときは白い面(彫る部分)の多い図案が彫りごたえがあって面白い!と感じられます。

まずはいくつかの図案を見たとき、彫る作業がどれくらい多いかを基準に見てみてください。

1-3.彫る線の種類

消しゴムはんこを彫るときによく言われているのが曲線を彫るのが難しいです。

曲線は直線と違って曲がるたびに「次はどこに向かって彫っていけばいいのか」「滑らかに彫り進めていくにはどうしたらいいのか」を考えながら手を動かしていかなければいけません。

一方直線は行く方向が決まっているので、その方向に向かって手を動かしていけばよいので、曲線に比べるとあまり考えることなく手を動かすことができて簡単だと感じることができます。

曲線は常に線の方向を意識していく必要があるので、直線に比べると慎重になり、緊張した状態になっているんですね。その状態が難しい、と思わせてしまっています。

しかし、緊張した状態に慣れてしまえば曲線が出てきたときに慎重に進めればいいんだな、って意識が変わるだけで難しいとは思わなくなっていきます。

まだ彫ることに慣れていなくて、曲線を彫るのが難しいなぁと感じるのであれば、曲線の少ない図案、または直線に近い曲線、つまり角度の緩やかな曲線から少しずつ曲線を彫ることを慣らしていくといいですね。

2.消しゴムはんこの作り方|簡単な消しゴムはんこを作ってみよう

簡単な消しゴムはんこを作る目安がなんとなく分かりましたか?

簡単、難しいはやっぱりやってみないと何とも言えないので不安はなかなかぬぐえないと思います。

であれば、実際に簡単な消しゴムはんこを彫って遊んでみましょう!大丈夫、誰でもできます!!

それではやってみましょう!

2-1.基本の彫り方だけで彫ってみる

ズバリ今回の消しゴムはんこは基本の図形だけで作ります。基本の図形と言っても直線のみ!

果物を剥くより簡単です!!

初心者さんに向けた基本の図形、彫り方についての詳しくはこちらで紹介しておりますので見てみてくださいね。

消しゴムはんこ初心者さん必見!楽しむための4つのポイント

直線だけでそんな消しゴムはんこ使い道あるの?と思うかもしれませんが、むしろ面白いことができちゃいますので遊び方も紹介していきます!お楽しみですよ~!

2-2.消しゴムはんこの材料

今回使う消しゴムはんこの材料を見てみましょう。

・消しゴム

・一般的なカッター

・デザインカッター

・ボールペン

 

 

デザインカッターがない場合は一般的なカッターだけでも大丈夫です。

家の中にありそうなものだけでできちゃいますね。ではサクッと作っていきましょう!

2-3.消しゴムを彫ってみる

消しゴムはんこを作り始める前にコップに半分くらいのお水を用意して飲みましょう。お茶じゃないですよ、お水です!お水を飲むことによって全身に電気エネルギーを通し安くしてあげます。そうすることによって脳も体もエネルギーが活動しやすくなるんですよ!

それでは材料が準備できたところで彫っていきましょう!まずは消しゴムを作りたいはんこの大きさにカットしておきます。

では彫り進めていきましょう!

2-3-1.輪郭を彫る

まずは輪郭を彫ります。今の状態だと消しゴムの端が角ばっていますね。煮物の大根で言ったら面取りされていない状態。消しゴムでも端の部分が過度になっていると、使っているうちに削れてきてボロボロになって崩れていきます。煮物の大根が煮崩れてしまうのと同じですね。

なのでまずは面取りです!輪郭を彫っていきましょう。

消しゴムの端から2~3mmのところで線を引いていきます。こんな感じ

そして線に沿って彫っていきます。面取りなので、角を取るですね!消しゴムが台形になるように斜めに彫って角を落としていきましょう。こんな感じです。

輪郭すべてを彫っていくと、面取りできた大根、いや輪郭を彫った消しゴムができました!

2-3-2.彫る線を描く

輪郭が彫れたら、実際に彫る直線を消しゴムに描いていきましょう!

今回は直線のみ、と決めていたので、特に図案を用意して転写するということは特にしないことにしちゃいました。

消しゴムに直接用意したボールペンで直線をひいていきます。直線だからと言って定規できっちり厳密に、とあまり意識しなくてもいいです。なんとなく直線って感じで大丈夫ですよ!

直線をひく間隔や直線の太さ、直線の角度は好みで好きなようにばんばん書いていきます。こんな感じで!

結構適当に線を書いてみました!

2-3-3.直線を彫る

彫る直線がかけたら彫っていきましょう!

多くの場合黒い部分を残して白い部部を彫るのですが、今回は逆。引いた線(黒い部分)を彫っていきます。

どんな感じで彫ったらいいのか図で説明してみます。

線を彫っていくときは、三角刀で彫れたかのように、線の両端を斜めに彫って、溝を作っていく感じです。

線の両端を斜めになぞるように彫ると、消しゴムの彫れた部分がちゅるんとはがれていく感じになります。こんな感じで!

このちゅるんとはがれていく感覚が面白い!毛穴パックでパックをちゅるんとはがした後の爽快感に似てるかも?!

同じように線をばんばん彫っていきましょう。線を厳密にきれいに彫ろうとしなくて大丈夫です。ちょっとくらいはみ出したり曲がったりしても、なんとなく彫れていればいいです。こんな感じでできました!

お疲れさまでした!

消しゴム作りが完成したら、深く深く深呼吸して体に酸素を入れてあげてください。集中した作業をすると呼吸が浅くなり酸欠になっていることがあります。今回は簡単だから、と言っても消しゴムはんこも細かい手作業になるので集中していると緊張して呼吸が浅くなっています。

酸素が足りないと疲れがたまりやすくなり、疲れによって肩こりや首の痛みを引き起こしてしまいます。しっかりと深呼吸して体をリラックスして疲れを残さないようにしましょう!

3.消しゴムはんこの作り方|簡単な消しゴムはんこで遊ぼう

直線しかない消しゴムはんこ、できましたか?毛穴パックの感覚が楽しんでもらえたでしょうか?

まあできたけど、この何の変哲もない消しゴムはんこをどうするの?と思っているのでは?もちろん煮物ではなくはんことして遊ぶんです!!

ではどうやって遊ぶのか紹介していきます。それでは見ていきましょう!

3-1.簡単なハンコほどかっこいいことができる!

消しゴムはんこというと彫った図案の緻密さや図案のかわいいものがはんことして価値がある、と思われがちです。

確かに彫った図案が素晴らしいときれいなハンコではあります。でも、だからと言って利用価値が多いか、というとまたそれは別。図案の印象が強ければ強いほど使う用途は限られてきます。

例えば、名前のはんこ。もし、自分の名前のはんこを違う名前の人が使いたがるでしょうか?使わないですよね。私だってつよし君の持っている「つよし」というはんこを自分のために使いたいとは思いません。

でも、一見してあまり意味のない図形のはんこは、使い方によって模様としてデザインを自由に作ることができるので、誰でも使うことができます。それだけ使える用途が幅広いってことです。

だから、今回作った意味不明とも思うような消しゴムはんこは、用途がたくさんあってとても面白いことができる可能性を秘めている、と思ってください!

3-2.押し方によって雰囲気が変わる

では実際に作った消しゴムはんこを押してみましょう。今回は名刺サイズのカードを用意しました。

カードの両端にちょっとはみ出る感じで押してみました。ただの紙ですが、ちょっと印象が変わりましたね。

では、なんとなく間隔をあけて押してみましょう。間隔を開けるとちょっと大人っぽい雰囲気のカードに変わりました!みえるかな?

そして、薄い色のインクを使うことによって透かしのように押したハンコの上から文字を書くことができます。

押す規則性や間隔、押した場所によってがらりと雰囲気が変わりましたね!

単純なデザインのはんこでも、押した感覚によって大人っぽく見えたり、かわいく見えたり、にぎやかに見えたり、と雰囲気が全く変わっていきます。どんどんいろんな押し方に挑戦してみて自分がかっこいいと思うデザインを見つけてみてくださいね!

3-3.色によって雰囲気が変わる

それでは今度は2色のインクを使って押してみましょう。同じデザインであってもインクの色によってまた雰囲気ががらりと変わります。

向きや規則性をあまり考えず、なんとなく適当にカードにどんどん押していきます。

そして、違う色でも同じように適当に押していきます。今回は本当に適当なので、はんこの陰影が重なっても気にせず押していきました。こんな感じ!

紙の色やインクの色の組み合わせを変えるだけでも同じことをしてもがらりと雰囲気が変わります。

因みに、いろんなインクを使ってみたいからとたくさんインクを買うと大変です。使う頻度が多ければ買ってもよいと思いますが、頻度が少ないようであれば身近なものをインクにする、という方法をお勧めします。

インクについての詳しくはこちら(消しゴムはんこのインク|自分に合ったインクを見つけよう!)にありますのでぜひインクでもいろいろ試して遊んでみてくださいね!

まとめ

簡単な消しゴムはんこについて見てきましたがいかがでしたか?一見簡単であまり意味のなさそうな消しゴムはんこでも十分に楽しめそうですね。私はむしろ意味のない図形のほうが利用する価値が高いと思っています。

まずは自分には何ができそうかな、って図形を観察して挑戦していくといいです。図形を彫る面積、彫る図形の形、簡単かどうかを判断する基準はたくさんありますが、難しい簡単、というより慣れているかどうかだけ。無理せず自分のできそうなところから挑戦してみましょう!

不安だなぁと思うならまずは一歩踏み出して挑戦してみること!見ただけで難しそうでも、やってみたら大したことなかった、なんてこともあるので、まずはぜひ挑戦してみてください。

そして簡単なはんこでもおしゃれにカードを作ったりデザインしたり、遊び方はたくさんあります。

色 × 押す方向 × 間隔 × !! でできるデザインの可能性は無限大ですね!!!

しかもルールはありません。どんどん自分の好きなようにチャレンジしていってください!

まずは簡単な消しゴムはんこを作って彫る感覚を慣らしつつ、できた消しゴムはんこで遊び方も追及する!!消しゴムはんこが止まらなくなりそう!

面白い遊び方を発見したらぜひ教えてくださいね

ありがとうございました!

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