人生の目標がないと思ったら｜人生を見つめるポイントを伝授！

こんにちわ！消しゴムはんこクリエーターのみむらともこです。

突然ですが、「自分には人生の目標がない」と思うことってありませんか？

ズバリ、私はあります。

消しゴムはんこを始めようと思う前なんてそれこそ私って何のために生きているのかよくわからない、と思っていました。ただ毎日が過ぎて行くだけ。一体生きていることにどんな意味があるのだろう、なんてずっと考えていたことがありました。

社会人になったばかりのころは何もできない自分、やりがいを感じることのできない自分に悲観して、私は価値のない人間だと思っていました。

そして今、消しゴムはんこで生きていこう！と決断しても、いろんな局面でこれでいいのかな、とか大丈夫かなとか、自分が決めたにもかかわらず随所随所で不安が付きまとい、さまよってしまうことがあります。

そんな人生の目標がないな、と見失って迷いがちのときに私がいつもしていることを紹介しようと思います。

今回はたそがれてみる人と一緒に見ていきます。

それでは始めましょう！

1.なぜ人生に目標がないと思ってしまうのか

そもそもなぜ私たちって人生に目標がないな、と感じてしまうのでしょうか？

毎日の生活の中で忙しさのあまり目の前のことで精いっぱいになってしまったり、なんとなく過ごしてしまっている、なんてことあると思います。

忙しくて充実しているように思えて心が満たされていない、そんな状態の時も人生に目標がない、と感じてしまうのでは？

では、私たちはなぜ人生に目標がないと思ってしまうことがあるのか見ていきましょう！

1-1.誰でも人生の使命を持って生まれてきているはず

この世に生きているのには意味があって使命がある！

と言われてもなかなか自分の使命って何だろう、、、と思ってしまうことはあると思います。使命って言うとすごく重たいもののように思ってしまいますが、でも生きていて無駄はないと思っています。

だって、あなたが今ここに生きているのは一人ではなく誰かの支えがあってこそ。もし生きている意味がなかったら、あなたのために支えてくれる人は現れていないと思うし、支えてくれる人もおらず生きていないと思います。そう考えると、今はよく分からないかもしれないけれど生きている必要がある、ということなのではないでしょうか？

この世は二極のバランスでできている、というのが東洋医学などの思想にあります。陰と陽ってやつですね。日本でも陰陽道というのがあります。私が以前習っていた太極拳でもマクロビでも陰と陽の考え方に基づいてました。マクロビでも食べ物や私たちの体を含めた世の中のものは陰と陽のエネルギーのバランスによってできている、と考えていきます。

陰と陽のエネルギーのバランスがあってこの世が成り立っているってことは、私たちも含めた今の宇宙全体は陰陽のバランスが整って存在しているということではないでしょうか？つまり、私たちは宇宙のバランスを整えるために必要で生きている、とも考えられますね。しっかり役割がありました！

使命というとすごくずっしりとプレッシャーがあって重くのしかかるように感じてしまうかもしれないけれど、生きているってことは今はその使命に気づかなくても何か自分に役割があるんだな、ってことだと思います。

じゃあ、なぜ私たちは使命をもって生まれてきているのにその使命を知らないんだ？！と思いますよね。私も思います。私も人生における私の使命って何なのか、まだわかってません。

ただ、もしかしたら自分自身の使命を知ることも、ある意味人生の試練として与えられているのかもしれません。そして、人生の目標がないのではなくって目標に気づけていないだけ。少なくても今ここに存在しているだけで宇宙のバランスを整えるという役割があるのだから、その中でさらにどんな役割なのかだってあると思うんです。だって私たち機械じゃないのですから。

一人ひとりが違った使命があるはず、と思って探してみようと意識を傾けることで私たちの使命って動き出すのではないでしょうか。

1-2.夢を持つことをあきらめていない？

本当はやりたいことがあったのに夢をあきらめた、ということありませんか？私はあります。

私はもともと消しゴムはんこどころか絵を描くことが大嫌いでした。もともとは好きも嫌いもなかったはずなのに、なぜ絵を描くのが嫌いになったかというと、私には姉がいたのですが、絵をかくのがうまかったんです。もう兄弟間で比較されて馬鹿にされる、がいつも起きてました。

さらに、姉の真似をしてリリアンをやりたい！といえば、

「あんたは幼いからできっこない」

裁縫をやってみたい！といえば、

「あんたは幼いからできない」

料理をやってみたい、といえば、

「うまくできるわけがない」

とことごとくやりたいことを阻止されていました。そのうちにもうどうせ私って何もできない子なんだ、だからもういいや。と挑戦しようとすることさえあきらめてしまってました。

もしかしたら過去に誰かに何かを言われてあきらめてしまっていることってありませんか？

５年前、１０年前、１５年前、子供のころ、どんな夢を持っていましたか？

なぜその夢をあきらめたのですか？

もしあきらめた理由が誰かの評価によるのであれば、そんなのは気にする必要はないです。だって、評価した人の人生を生きるわけではなく、自分の人生です。

そういえば私、高校生の時に心理学を勉強したいと思ったことがありました。人がどんなことを考えているのかを知るのは面白そうだな、心理学が学べる大学に行きたいな、と考えたことがあったんです。でも結局心理学を勉強することも、大学進学もしませんでした。

心理学を勉強したいことを姉に言ったら、「心理学なんて嘘くさい」みたいな、否定的な言葉を聞いたからでした。その時の私は、心理学って勉強しても意味がないのか、と姉の評価だけで判断してしまったのですが、今思えばあくまでも姉にとって意味がないだけで私にとっては違ったものでした。

だって、諦めてから１０年以上経って、結局私は人が何を考えているのかが気になって、遠回りながらも高校生の時に面白そう、と思ったことにたどり着いていたからです。といっても、高校生の時にやりたいことをあきらめたことさえ忘れていましたが。。。

ただ、近道することがよいわけではなく、これまでの遠回りしてきた道のりが誰にもまねできないものを生み出す経験になっている、ともいえるので、それは皆さんも同じだと思います。

近道してないし一度挫折したからもう夢はかなわない、ではなくて、遠回りしたことが強みになるならばものすごいチャンスが待っているってことです！一体どんな夢を描いていたのか振り返ってみてください！

1-3.夢がないのではなく過去を生きているだけ

でも、過去に大きな失敗をしてしまったからもう自分には無理かも、なんて思っているならそれは違います！

過去に失敗したってことはもう同じ失敗をする可能性はかなり低くなっているってこと。それに失敗した自分は過去です。

過去の自分ってもう別の人間なんですよ！

例えば子供のころに子供のころに3段の跳び箱で転んだことがあったとします。だから、私は３段の跳び箱ができない、と思いこんでいるとします。でも、１０年たった今、子供のころに飛べなかった３段の跳び箱の高さを目の前にしたらどう思うでしょうか？

子供のころに高くて怖いと思っていた３段が１０年たったら「低くて簡単に跳べる」に変わっているのでは？

心も体もその時点で止まっているわけではありません。跳び箱で転んだ経験があった。その時はとっても恐ろしいことだったかもしれません。でも１０年のうちにもっと転んだり、手足をたくさん使う経験をして学んでいて、あの時恐ろしいと思っていた経験以上の体力と能力が気づかないうちに身についていて、１０年前とは確実に変わった自分がそこにいます。

消しゴムはんこを作るときに多くの方が「私は字を書くのが下手で」と言われるのを聞きます。

でも実際に見ていると皆さんがほかの人でもちゃんと読める字を書いています。読めない字を書いているわけでもないのに下手だと思っている。それって誰かに下手だと評価されてから時が止まっているんです。

過去を引きずっているのであれば、それは過去の自分という別人を同一の人だと錯覚しているだけ。過去のある時点を見つめて、今も私ってあの時と本当に同じ何だろうか？と勇気を出して挑戦してみてください。びっくりするくらい私って成長をしていた！と感じるはずです。

2.人生に目標がないと思ったときのおススメ！

確かに人生に目標が見つからなくて、私はどこに向かっているんだろうと思ってしまうと悶々としてしまいますよね。私自身も突破口が見えないとついついモヤモヤしてしまいます。

そんな時に私がよく見ているアニメがあるので紹介します！

ズバリ「マスターキートン」です。かなり古い、ですかね。実は私、おかしくなってしまったか？？と思うほど毎日毎日暇さえあれば見てました。もうセリフを暗記してしまったのでは、と思うほどの勢いで！！

でも、なんで私がこのアニメに取りつかれたのかをよーく考えていったらすごくおもしろかったので皆さんにも紹介します！

では、私を虜にしたこのアニメの謎を見ていきましょう！

2-1.アニメ「マスターキートン」とは？

マスターキートンの原作は浦沢直樹の同名漫画がアニメ化されたものです。

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話は一話完結式なので読みやすいのですが、１８巻ってかなりのボリューム。しかも一冊が厚い！！一度に読もうとするとかなり重たくて大変、かなり濃厚な物語になっています。

主人公の平賀=キートン・太一は3つの顔を持つ人物。名門オックスフォード大学で考古学を先行した大学講師、そしてイギリスの軍隊、特殊空挺部隊SASでサバイバル教官として活躍していたマスター、そして保険調査員（探偵）、という幅広い場所で活躍する凄腕の人物です。

この物語の舞台はイギリスを中心としたヨーロッパ諸国、そして日本。保険調査員として、元軍隊として、考古学者として彼もこれから先どうしていくのか迷いながら様々な悩める登場人物と出会い、彼の豊富な知識と技術で様々な事件を解決へと導く手助けをしていきます。そして、視聴者に考古学やヨーロッパ諸国の情勢もわかりやすく教えてくれます。

もうそんな輝かしい経歴を持つ主人公がどんどん事件を解決してみんなを幸せにしちゃうんでしょ、と思ったらそんなことはありません。経歴だけでみたらうらやましく思われるような彼でも常に順風満帆なわけではありません。少年時代も今もこれからのことも、人生の時々で迷いながら生きています。

物語で登場する人たちも老若男女様々で、悩みも様々。厳しい環境の中で人生の目標に迷った登場人物たちは私たちに人生について語りかけてきます。

浦沢直樹の漫画と言ったらMONSTERとか２０世紀少年、YAWARAくらいしか知らず、私の中ではとても印象のある漫画家ではなかったのですが、この物語は引き込まれました。

そして私はこの漫画のことを描かれてから２０年近く経ってから知りました。初めはアニメを見て、面白いわ、と思って漫画を一気に読みました。でも漫画を一度に読もうとするとかなりおなか一杯。原作者も6年にわたって連載し続けたのですから本当に脱帽です！

そこで選りすぐり39話がアニメとなっているのでずっとアニメを見ていました。原作の濃さに比べたら39話は少ないしもっと主人公の展開を見たい、という気もするのですが、それでもそれぞれの物語の中で私たちに人生のことを考える機会を与えてくれています。

2-2.マスターキートンが教えてくれること

かなりざっくりなあらすじになってしまいましたが、なんでマスターキートンにそんなに私が引き込まれたのか。

それは私はキートンになりたいのだろう、というのが原因だと思っています。考古学者になりたいわけでもないし軍隊になりたいわけでも、探偵になりたいわけでもない、そういう憧れではなく、

私が彼に惹かれたのは彼の持つ勇気だと思ってます。

彼は知識や技術だけで様々な事件を解決しているわけではありません。彼自身も迷いながら「諦めずに勇気をもって行動し続ける」を実践し、多くの登場人物に迷いを突破するきっかけを与えています。

私も登場人物と共感するところがたくさんあり、何度も見てジーンとしてしまうこともしばしば。

そしてこの物語のとても面白いところは主人公であるキートンをはじめ、登場人物が完ぺきではないところが見られるところだと思います。人は誰でも完ぺきではない。どんなに見た目が輝いていても、たくさんの知識を持っていても迷うことはあるんだ、と誰も持ち上げたり見下したりせずとても客観視しているところです。

そう、私たちもいろんな人にあこがれて、私もあんな風になりたい、この人のようになりたい、もっと○○だったらいいのに、と憧れを抱くことってあると思いますが、みんな完ぺきではないんですね。これって私たちと同じなんだろうな、と思わせてくれます。

つまり、あこがれるような素敵な人にも悩みはあるし、私なんて目標もなくて、、、と思っていても周りの人から見たらあこがれるような一面を持っているかもしれない、ということ。

この世の誰もが悩み迷っているけれど、夢に向かってあきらめずに行動し続ければ輝く人生の目標が出てくる！と教えてくれているとキートンは教えてくれていると思っています。

物語自体もコミカルに描かれているし、難しいように感じる内容でも、物語の中でとても分かりやすく説明してくれているので、なんとなくもやもやっとしているときに見ているととても勇気をもらえて楽しめる作品です！おススメですよ！

3.人生に目標がないと思ったときのポイント

マスターキートンは人生に迷いを感じたときにとてもいい刺激になるのですが、あくまで漫画の世界だからなぁ、いきなり人生が大きく変わるなんてことないしなぁ、と思ったら、今ここを振り返ってみましょう。

突然目標持った勇気あるキラキラな人になることは難しくても今を見つめることはできるし、今の状況が分かれば先の目標も見えやすくなるはず！

では、今を見るってどういうことか見ていきましょう！

3-1.今ここにいることに感謝しよう

今私たちってただいるわけではなく、たくさんの人に支えられて生かされていると思います。人生の目標はすぐにわからないにしても、生かされている今をしっかりと見つめて感謝でいっぱいにすることって自分の役割が何かを知る手掛かりになると思います。

だって、誰かの支えによって生かされているってことはあなたを必要とする人が支えたいと思っているからですよね。自分の存在が誰かの支えになっていることがわかったら、どんなことでもっと誰かを支えることができるだろうか、って目標を見つける方向に進んでいくのではないでしょうか。

例えば今日おいしいご飯が食べられたのはなぜ？それは

・野菜を栽培してくれる人がいてくれる

・食べられるように調理してくれる人がいる

・おいしいと思える体がある

・健康でいられるように気遣ってくれる家族や友達がいてくれる

・健康な体を生んでくれた母

などなど、数えていくとどんどん出てくると思います。ご飯が口に入るまでに多くの人が助けてくれている。おいしいと感じることができる。それだけでも本当にありがたく感じますね。

こうして今起きていることを問いかけてみて、ありがたいと思いつくことをどんどん紙に書いていってください。

50個以上！！どんどんありがたいなぁと思えたら書いていってください。

そして、今を見つめるならば、逆の面でも支えてくれる人に感謝することも大切です。それは、あなたが今いやだなぁと思う出来事や人がいることによって自分にどんないいことがあるのかを考えていくこと。

そんなのあるわけないよ。ないない！！と思っても絶対にあなたを成長させるために役立っているはず！

例えば嫌がらせをする会社の人。なんで私にこんなに攻撃してくるんだ？と思うかもしれません。

でもよく考えてみてください。例えば私にもそんな人がいました。でもその人の行動から、

・助けてくれる周りの人と信頼関係が築けた

・嫌がらせされないようにスキを作らないように気持ちを引き締めることができた

・自分に甘えがあったのかな、と思って一人で解決できるように自己啓発の本をたくさん読んで勉強できた

・攻撃されてもあまり感情的にならず冷静に状況を判断できるようになった

などなど、つらい中でも得たものってあると思います。得たものがあったらそれはすごくありがたい存在になりませんか？

今いやだと思っていることってなかなかいい部分を探すのは大変ですが必ずあるはずなのでよーーーく探して書き出してみてください。

書いていくと、あれ？あんなこともこんなこともある、とどんどん出てくるようになります。そうして今の状況をしっかりとみていきましょう。

そうしてどんどん感謝できることが書き出されると、どれだけの人に支えられて生きているか、必要としてくれる人がいてくれるのかを感じることができると思います。

毎日朝起きた時や寝る前にやると生きていることにジーンと感動してきます。ちなみに私は日の出の光を浴びながら生きていることを実感しながら感謝を数えています。私の中ではかなり自分が浄化されるなぁと感じられるおススメのワークです。

ぜひ試してみてくださいね！自分をクリアにして目標探しに近づきましょう！

まとめ

今回は人生の目標がないと思ったときの私なりのおススメを紹介しましたがいかがでしたか？

私も常に悩み迷うことはありますが、悩んだ時こそがチャンスなんだと教えてもらい、そう思うようにしています。

悩んだ時がチャンスってなんで？苦しいだけじゃん、渦中にいるとそう思ってしまうかもしれません。でもその苦しみを乗り越えたらもうその苦しみはやってこないし、その苦しみを乗り越えられるだけの成長をしているってことです。つまり、悩みがあるってことは自分が成長できるチャンスがやってきたと思うんです。

私もこれからのことに不安を感じながら生きているのは一緒。過去には人の評価におびえていたし、何かあるたびに怒りや悲しみといった感情に振り回されている弱い一面もあります。

でもキートンが教えてくれているように「あきらめないで行動し続ける」を私は信じようと思っています。

私の周りにも消しゴムはんこで生きていくことに批判的な意見があるのも事実。そんな批判に不安になることもあるけれど、批判された通りのことが起こるかどうかはやってみた人にしかわからない。だからこそ「諦めないで行動し続ける」のみです！

そして、今の状況を静観して感謝すること。感謝すると感情が穏やかになるだけでなく、自分の目標があるときふとわいてくることがあります。これはかなりパワフルで自分が変わっていくと思うのでおススメです！ぜひ試してみてくださいね！

人生の目標がないからと言って悲観しなくても大丈夫。自分の夢を一緒に探していきましょう！

ありがとうございました！