簡単に取れる資格でも役立つ?|資格を活かす4つのポイント

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こんにちわ!はんこクリエーターのみむらともこです。

みなさん、何か資格を持ってますか?

資格っていうと、子供の頃ならばそろばんや英検、漢字検定など、大人になると運転免許、仕事に直結したもの、趣味から延長していくものまで、きっと人生の中で一度は何かしらの資格試験を受けた経験があるのではないでしょうか。

世の中にたくさんある資格ですが、簡単に取れる資格って役立つのか?をテーマにお話していきます。

今は資格は幅広い分野で、え?これも資格?!というものまで探してみると本当に豊富な資格がありますよね。そして「資格」そのものを持っていると、まるで金の卵のように輝かしくて自分に富を与えてくれるもの、みたいなイメージもありませんか?

私は資格を持っていると、その分野を極めたすごい人になれるように感じていました。だから実際に一時期「えせ資格マニア」になっていたこともありました。

私のような資格の魅惑に取りつかれた人が多いからこそ、資格が世の中にあふれているのだと思います。そして難易度からみても様々です。

資格の価値について役立つかどうかが疑問に思うところだと思いますが、

私はどの資格も価値があると思っています。というか無駄なものはない!!

では、これから何か資格を取って何かを始めたい!という人に、簡単に取れる「資格」を役立つモノにするにはどうしたらいいか、についてお伝えしていきます。

今日はなんと!「まんがはじめて物語」のもぐたんとお姉さんと一緒に見ていきます!!

(出典:YouTube)

そんなの、夢物語じゃあるまいし。。。と思っても、世界には実際に実現させている人たちがたくさんいるんですよ!

さあ、あなたの役立つ資格に向かって始めていきましょう!!

1.簡単に取れる資格と言うけれど、資格って何?

金の卵のような地位を獲得してきた「資格」ですが、そもそも資格って何でしょうか?なんであるのでしょうか?

改めて言われてみると、資格のイメージによって変わってきますよね。

では、そもそもなぜ資格が生まれたのか見ていきましょう。

1-1.資格制度はいつできた?

資格制度の起源!調べてみると、日本で初めての資格試験はなんと8世紀の平安時代までさかのぼります。

官僚になるための試験が始まりました。国家資格の始まりですね。でもこの時は貴族だけしか受けることができず、庶民には縁のないもの。それでもこの制度は300年続いたそうです。

その後資格試験が登場したのは明治時代になってから。西洋の文化に従って弁護士や医者、教師、船長など、専門的な技術が必要な職業に対して資格が生まれました。四民平等の世の中になって、はじめて資格が庶民の目の前ににやってきたって感じですね。

それでもまだ国家資格のみ。今のような民間の自由な資格ではありませんでした。でも、ある意味制約が少ないってことだから今よりも自由に職業を始められるチャンスがあったのかもしれません。

それから第二次世界大戦後、国家資格が整備されはじめ、現在の国家資格の原型が出来上がりました。この時で130個以上の資格ができたそうです。それでもまだ国家資格かぁ。

さらに昭和40年代になり国家資格がさらに100以上誕生しました。そしてこの頃になって公的資格や民間資格も誕生し始めました。やっとおなじみの英検の誕生です!

それからは資格の数と学びたいと思うニーズも増え、今のような状態に突入していくんですね。

因みに現在国家資格は293個、公的資格、民間資格を合わせると3,000個くらいあるようです!

振り返ってみてみると、私たちが資格を身近に感じるようになったのは意外にもごく最近のことだったんですね。でも身近になったのに資格に対する意識は明治時代とあまり変わっていない気がしませんか?

受けられる資格が戦後と比べると30倍に増えているのに、資格に対するイメージは崇高なまま。

えぇ?これってどういうことだ?!

1-2.今の資格制度の目的は何?

資格の起源からすると資格の目的はもともと専門的な職業に就くための技術を測るための手段、という感じでした。職業に就くために必要なものから次第に学力を測るもの、技能を測るもの、さらには商品を認知させるもの、商品の価値を高めるもの、と広がっていきました。

振り返ると、確かに昔は資格の数も少ないし、資格が金の卵のような存在だったのも納得できます。でも私たちが時代の急な変化についていけておらず、過去の輝かしい存在の意識だけがとり残こされていると思います。

だから今でも就職に有利!とか受験に有利!なんて言葉が踊り、子供の頃からせっせと資格を取っていたんですね。今思えば学校の先生たちが資格商法を手助けていたのか?!と思ってしまったのは私だけ・・・?

しかし、かつて資格の王道として君臨していた弁護士の資格さえも、弁護士人口が増え、飽和状態となり、もはやその資格を持っているだけでは価値はないと言われています。

つまり資格って持っていると、「この人は勉強してきたんだな」という経験を表す印のような物にすぎず、もはや遠山の金さんの桜吹雪の入れ墨や水戸黄門の印籠のような役割は薄れてきているんですね。

2.簡単に取れる資格が役立つなんてほんと?

じゃあ、資格が金の卵みたいなすごいものでなくなってしまったのなら、もう役に立たないの?と言ったらそれは違います!資格に対する考え方やとらえ方が資格の目的と一致していないだけで、実際にその制度や目的はできたときから変わっていないと思います。

すると、本当の資格の目的と、自分の資格に対する意識がしっかりマッチしたら・・・!!!

さあ、どうなるんでしょうか?次行ってみましょう!

2-1.簡単に取れる資格なんてあるの?

実際に資格を取得するためのステップは資格によっていろいろあります。皆さんの身近に資格を持っている人がたくさんいると思いますのでさらっと行きます!

例えば

・専門の大学を卒業し、試験を受け、合格した後にさらに研修を受けることで取得できるもの

(医者や弁護士など超難関と言われる資格に多いですね)

・専門の大学を卒業し、試験を受け、合格したら取得できるもの

(教員や保育士など、やはり専門的な職業ですね)

・特に試験を受けるための前提条件はなく、資格試験受けて合格したら取得できるもの

(英検などのように、知識を測るためのものって感じでしょうか)

・決められた講習を受けることによって取得できるもの

(食品衛生責任者や民間の習い事でよく見かけますね)

でもでも資格を取得したからと言って終わりじゃないんです。資格は取得したら永久に権利があるわけではなく、維持が必要なものもあるのです。つまり、資格を取得する自体はとっても簡単だったけれど、維持していくためにお金を払ったり、勉強し続けたりしなければならないものもあるのです

例えば自動車の運転免許。定期的に試験や講習を受けて更新しなければいけませんよね。

民間資格でよく見かけるのが、資格を提供している○○協会の会員になって年会費を支払わないと資格が剥奪されてしまう、なんてケースです。

そうすると、資格は簡単かどうかより、取った後のことまで知ることが大切ですね。

2-2.資格の難易度よりも前に確認しておくこと

資格を取ることを考えたときに資格がどういうものなのかをずっと見てきましたが、

今まで取った資格って無駄?なんか資格取るのって面倒臭くてもうなくてもいいかなぁ、なんて思うのはまだ早い!!!

資格がなんであるかを知ったら、今度は自分自身がどこを目指しているかをしっかりと見る必要があります。

例えば私が会計士になりたかったら会計士の資格は必要です。でも、会計士になりたいのに柔道2段を必死に目指しても会計士にはなれません。

そんなの知ってるよ、と極端な話になってしまいましたが、つまり自分が目指したいところが分かっていれば、役に立つ資格がどれなのかがおのずと分かるし、選択を迷うこともなくなる、ということです。

そして、人の資格に対する評価はあくまでその人が資格に対して感じている価値に過ぎず、あくまでも意見と一つなんだなと冷静にみることが大切です。

その資格そのものには役立つかどうかの価値はなく、その資格が役に立つかを決めることは自分自身

つまり資格を活かすことも無駄にすることも自分の方向性がどこにあるかが定まっているかどうか次第であり、その資格が簡単か難しいかはその人が乗り越えよういう気持ちがあれば気にすることではないと思います。

えっ、じゃあどうしたらいいのか、次にみていきましょう。

3.簡単に取れる資格を役立つモノにするポイント

資格を役立つモノにするにはどうやら自分が何をしたいのかを知ることが大切だな、というのが分かってきましたね。

では、今迷っている資格が役立つモノなのか?自分にとって役立つ資格って何かを見ていくにはどうしたらいいかポイントを整理しました。

自分のやりたいことが見つかるかも、なんてワクワクしてきませんか?!!

さあ、スタート!!

3-1.その資格を取った後の未来を描く

もし今迷っている資格があるならば、その資格を取った後どんな未来が描けますか?

例えば今私がナスが好きで「なすマイスター」なんて資格があったとします。そしてなすマイスターを取ろうか迷っていたとします。

じゃあ、私がなすマイスターになったらなすマイスターで得た知識を持って何をしようか、イメージしていきます。

ここでその資格で何かしている未来がイメージできない!!!となったら自分が何をしたいのかが明確でないか、その資格は自分にとってではない、誰かの評価を気にしている、となります。

もし、そんなことできるわけないよなぁ、とか現実的に無理そう、と迷ったときは無理かもしれないけれどこんなことできたらいいなぁ、というイメージをふくらませましょう。イメージは誰かに見せるわけではないので評価を一切無視してください。

例えば、私のなすマイスターの未来はというと

ナスの深い知識が得られたら、世界中を旅したいと思っているから世界中のナスを見て、世界のナス料理を研究しよう。そしておもしろい世界のなすの消しゴムはんこを作って、世界のなすの本をつくろう!

なーんて未来がどんどん描けたら、もう「なすマイスター」は欲しい!必要!になっちゃいますね!!

そして描いた未来のビジョンを簡単にイラストを描いてみてください。ただ誰かに見せるわけではないので自分の好きなようにどんどんイメージ膨らませて書いてくださいね!!その時、いつのイメージなのか、時期をしっかり書きましょう。

因みに私のなすマスターの未来イメージはこんな感じです!

3-2.そのために必要なことを書き出す

資格が必要だ!というのがイメージできて、描く未来がいつ頃なのかが分かったら、じゃあ、いつまでに資格を取る必要があるのかを考えていきます。

その時に資格を取るために何が必要かを調べましょう。

例えば私の欲しい資格「なすマイスター」を取るためにはこんな条件があったとします。

・2年農業の専門学校に行く必要がある

・なす栽培経験3年以上

・6か月のなす専門講習

・なすマイスター試験

うわー、なすだけで5年?!お金と時間がかかりすぎる!!!とはじめのインパクトに圧倒されないで冷静になりましょう。

もしなすマイスターのように圧倒されたときは、では具体的に何をしたらいいのか、またはもっと早く取れる方法はないかなどを探してみます。資格があるということは資格を持っている人が世の中にいるはずなので持っている人の情報があるか調べていきます。

例えば先輩なすマイスターから、なすを庭のプランターで育てながら6か月通信講座を受けて、農業の専門学校は3か月合宿で集中的に受けた、なんて情報が手に入ったら、5年から3年に短くなりますね。

そんな感じでお金や時間、どんな勉強が必要なのか、などどんどん情報収集をしてください。

そうするといつまでに何をしたら資格が取れそうか見えてきましたね!

3-3.未来までの道のりを描く

もう資格取得まではもうすぐ!資格を取得するまでのプランを立てていきます。

例えば私のなすマイスターだったら

「3年後の5月になすマイスター試験に合格する」

とまずゴールを設定します。ここでしっかりいつなのか時期を決めましょう

じゃあ2年後はどうなっていたいですか?3年後が合格だとすると2年後はどうなっているといいのか理想か書きましょう。

・国内旅をしながらナス研究をしている

・なすマイスター試験の勉強をしている

・消しゴムはんこ教室をしながら生計を立てながら勉強している

じゃあ1年後はどうなっていたいですか?2年後の状態になってるためにはどうなっているといいのか理想かを書きましょう。

・通信講座が受け終わっている

・ナス栽培2期目開始

・合宿の申し込みをする

じゃあ6か月後は?だんだん現実的になってきましたね。理想というよりだんだん何をしていく必要があるか、自分にはどこまでできるかを考えながら書いていきましょう。

・通信講座の申し込みをする

・合宿のための費用50万円が用意できる

・引っ越ししてナスが栽培できるところに行く

というように、3か月後、1か月後、とだんだん現在に近づきながらどんな状態である必要があるか書き出していきます。

すると、来月の状態が見えてきたら、今週、今日何をしたらいいか、見えてきますね!

些細なことでもどんどん思いつくことを書き出しましょう。

なすマイスターの計画を省略してしまいましたが、

例えば今週は

500円玉貯金を始める、と思ったのならば、今日は「貯金箱を買いに行く」と今日は小さな行動でもいいのです。

もうあとは今日やることを行動するのみ!もう未来に向かって進めますね。

もちろん、計画したことが途中で変わることもあります。その時はあきらめずに落ち着いて。はじめ書いた計画を修正すれば大丈夫です。もう一度未来から現在へとイメージしていきましょう。

脳みそフル回転でしたね。あともう少しです!

3-4毎日想像して書き出した未来像を眺める

さあ、描いた未来に向かってがんばろう!と始めたならば最後にとても大切なことがあります。それは最初に描いた未来のイメージの絵を毎日何度も眺めることです。

これは毎日見ることで、脳は私たちの無意識のうちにその目で見たビジョンに向かおうと思考し始めるのです。

例えばある日友達が「ベトナムはダラットがおススメだよ」と言ったとします。その時は「ふ~ん、そうなんだ」くらいでも、街を歩いていたりテレビを見たときに「ベトナム」や「ダラット」という言葉を前よりもよく聞くようになったな、なんてことありませんか?

こう言うのをアンテナを張るとか言いますが、意識したとたんその情報に向かって思考するようになるのは脳の習性だと脳科学でも実証されているそうです。

その脳の習性を利用して未来を実現させてしまおうという作戦です!

見るだけで未来が実現できることは夢物語とかおまじないではなく、科学的に証明されていることだし、毎日簡単にできることだし、お金もかからない!

お得感満載ですね。ありがとう脳!

4.簡単に取れる資格がなくたって役立つモノはある!

資格を役に立つモノにするということでお話してきましたが、必ずしも資格が必要になるわけではありません。

実は超難関の弁護士資格。これは必ず大学に行って司法試験を勉強しないと得られない、というわけではありません。検事として7年以上従事すると、研修を受けたのちに弁護士になる、という選択肢もあるのです。

つまり資格がなくてもそれに相当する経験や知識を持っていれば資格をあえて取る必要はないし、資格を取得した人たちを上回っていることもあるのです。

そしてそれが些細なことであっても、習慣として続いているものならばそれが資格に匹敵することも十分にあります。

それは私の消しゴムはんこ。

消しゴムでハンコを彫る。単純で人によっては大したことないかもしれません。でもやりたいと未来を描いて毎日続けていただからこそ自信をもって活動へと結びつけることができたのです。実際に消しゴムはんこに対しても様々な資格を作っている団体は多くありますが、私はそれらの資格を全く持っていません。

それならば、とあなたがおもしろそうだし消しゴムはんこをやってみて続きそうだなぁと思ったら、もうあなたにとって続けること自体が人生の武器になっちゃいます!おススメですよ!

まとめ

 資格はもともと官僚や専門的な技術が必要な職業に従事できるかを判断するためにありました。しかしその目的は多様化し、資格によって異なっています。

でも私たちは資格に対するとらえ方に先入観を持ってしまい、それぞれの資格の目的を理解しないまま、「あると便利」「儲かる資格」なんて言葉で商売をする資格商法にうまく乗っかってしまっている気がしています。

そんな環境の中でどうしたらよいかと言ったら、やっぱり「自分がどうなりたいか」を知ることです。ここが抜けてしまうと私のように「エセ資格マニア」みたいなことになってしまいます。

逆にここがしっかりと描けていればどんな資格を取ろうかなんて迷ったり、甘い情報に踊らされることもなくなります。

そしてしっかりと未来のイメージとその時期を描いて、自分にとって未来のために資格が必要かを見極める!

そうしたら資格を取得するための計画ですね。未来から現在へ。計画の内容が細かければ細かいほど行動しやすくなります。

もうあとは行動のみ!毎日描いたビジョンを見つめること、そして計画を実行することです。

そして常に落ち着いて!!未来への道のりに気が遠くなりそうでも、計画が変わってきても落ち着いて考えて、書き直せばよいのです。

資格のこと、自分のことが分かれば必要かどうかさえちゃんと判断できる。あなたの未来は自分自身で作りだすことができます。今日から描いた未来に向かって突き進みましょう!

もぐたん、お姉さん、みなさん、ありがとうございました!

 

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